2017年2月28日
７階の廊下を担うパッケージエアコンにエラーが“E1”が発報。
原因は室外機のファンモーターの回転不足（回転検知異常）でした。
年末年始の予約で満室状態ホテル。廊下とはいえ快適であるべき空間に差し支えるので緊急修理です。
分解してみたところ、ファンモーターのからも異音があります。
特有の”ゴロゴロ音”です。おそらく回転に抵抗もあり回転数も上がらない状態。モーターからの配線は回転動力と回転検知を兼ね合わせていますので回転が上がらない場合も、エラーが発報します。
モーターシャフトを見ても、老朽が進んでいることが判ります。
140型（５馬力仕様）ですので、上下２段のファンモーターがあります。両方とも老朽が進んでいました。
稀にファンとモーターが分離出来ない場合（錆で固着）もありますが、今回は大丈夫です！
ココグラン高崎様は弊社の空調設備保守契約となりますのでエラーを聞いた時点で即部品手配し、翌日には用意した部品を持って修理訪問となります。
各客室の室内機、室外機の型式や製造番号、設置状況などアレックにて全て把握していますので、”いざ”という時のスピード対応が可能なのです。
入荷したダイキンからの新品部品をもって即対応。モーターを2個交換致しました。
モーターからの”ゴロゴロ音”も、もちろん解消です。静かに回りだし、回転検知も正常。発報も出ません。
カバー等の部品を組み上げ、修理完了です。室外機のおよび熱交換器の汚れ、埃詰まりもありましたのでアレック専用薬品で高圧洗浄も同時に行い室外機による熱交換効率も改善させていただきました。
